水曜日

베이징 올림픽에서 수영 일본 대표 선수의 수영복 착용

日本水泳連盟が10日、北京五輪での競泳日本代表選手の着用水着を選手の自由意思に委ねることを正式に決めたことを受け、関係者は安堵(あんど)の表情を浮かべた。8日まで行われたジャパンオープンでは、英スピード社の「高速水着」レーザー・レーサー(LR)を着るのに戸惑った選手も多かった。このため、同連盟の競泳委員会では着用方法に関する講習会実施を検討するなど北京五輪に向け再スタートを切った。

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 日本競泳陣は4月の北京五輪代表選考会で、2004年アテネ五輪より11人多い31人が日本水連の設ける選考基準を突破したが、当初は強化スタッフの表情は暗かった。

 外国ではLRを着用した選手が好記録を連発していた。世界の進化に比べて全体的に記録が低調で、「メダルが確実に期待できるのは北島だけ」(鈴木陽二ヘッドコーチ)との状況に追い込まれたからだ。あるコーチは「日本の指導法に問題があるのではと疑心暗鬼になった」と振り返る。

 現場サイドが活気を取り戻したのはその直後の代表強化合宿。LRを試着した選手が軒並み好タイムを記録し、同じ条件で戦えば、勝負になるとの感触を得た。そんな経緯があるだけに、水連幹部の間では、5月上旬には水着のオープン化が既定路線になっていた。

 それでもあえて、水連は、5月30日を期限に国内の契約3社に製品の改良を求めた。水着の改善要請という形で猶予を与えたのは、長年にわたり水連を支えてきた3社との関係や、3社とつながりがある選手の立場を配慮してのものだった。

 LR着用選手による記録ラッシュとなったジャパンオープンの結果は、予想以上のものではあったが、契約3社がオープン化を納得できる状況を生みだし、水連の思惑通りに事態は進んだ。

 ミズノはこの日夜、「(契約)選手が他社のものを着たいと言った場合、ミズノとして認めます」とのコメントを発表。これで契約により着用水着が制限される選手はいないことになる。上野広治監督は「(五輪が)終わった後で、水着のことで言い訳はさせない」と力を込める。

 だが、問題は残る。欧米や豪州の強豪がすでにLRを使いこなしているのに対し、日本代表はようやく手にしたところで、装着にも戸惑う状態。従来より体が浮いた位置での泳ぎへの対応や背泳ぎでは15メートルと決められている潜水距離とキックの回数の確認などが必要で、上野監督は「もろもろ遅れているのが現状。まだまだやることはある」と、ジャパンオープンの映像分析を進めることを明かした

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