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現地時間20日、ミラン（イタリア）のアドリアーノ・ガッリアーニ副会長が、獲得を目指していたブラジル代表FWロナウジーニョについて、バルセロナ（スペイン）側と事前交渉を行なったものの、移籍金の額で折り合わなかったことを明かした。ロイター通信が報じている。　同日のセリエＡ・レッジーナ戦後に『スカイ』に対してロナウジーニョの獲得交渉について語ったガッリアーニ副会長は、電話会談を行なったものの不調に終わったことを明かし、「恐らくロナウジーニョは（ミランに）来ないだろう。ほかのストライカーが加わる」とコメント。　ロナウジーニョについては、同選手の兄である代理人のロベルト・デ・アシス・モレイラ氏が、個人条件ではミランと移籍合意に達したことを認めており、ミラン側もFWロナウドが負傷による長期離脱を強いられ、インザーギが34歳という年齢ということもあり、新ストライカーを欲していた。このため、ミラン移籍の可能性が高いとみられていたが、実現は難しくなったようだ。　なお、ロナウジーニョについては、インテル（イタリア）、マンチェスターＣ（イングランド）も獲得に興味を持っている。