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体重無差別で柔道の日本一を争う全日本選手権は２９日、北京五輪男子１００キロ超級の日本代表最終選考会を兼ねて、東京・日本武道館で始まった。　有力選手は２回戦からの登場。００年シドニー五輪男子１００キロ級の金メダリスト、井上康生（綜合警備保障）は、西山将士（新日鉄）に優勢勝ち。前回の優勝者、鈴木桂治（平成管財）も、香川義篤（岡山県警）から有効を奪って勝った。　昨年の世界選手権無差別級王者の棟田康幸（警視庁）は百瀬晃士（平成管財）を崩れけさ固めで降した。２年ぶりの優勝を狙う石井慧（国士大）は、大外刈りで庄司武男（神奈川県警）に一本勝ち。いずれも順当に３回戦に進んだ。