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現地時間１日、去就が注目されるバルセロナ（スペイン）のフランク・ライカールト監督が、今季限りで退任する可能性が再浮上した。同監督に近い人物が明かしたもので、ロイター通信が報じている。　「チーミング」の名称で資金調達を手がけるオランダ人のジル・ファン・アイル氏は、自身のHP上で「私はフランク・ライカールトのために仕事をしており、彼は『チーミング』に取り組むための時間を多く与えてくれた。しかし、フランクは数週間後にはバルセロナを去ることになるので、私と彼との仕事も終わりを迎えることになる」とコメント。同監督がバルサを離れるため、新たなスポンサー探しに着手しなくてはならないと語った。　ライカールト監督は2003年にバルセロナの指揮官に就任。04-05、05-06シーズンとリーガ二連覇を達成し、05-06シーズンにはチャンピオンズリーグ（以下CL）優勝も成し遂げた。しかし、昨シーズンはリーグ戦でタイトル争いに絡みながら終盤に失速すると、今季も巻き返しを図れず、CLでも準決勝で敗退が決定。現地メディアがライカールト監督の今季限りでの退任を噂するなか、同監督自身は報道を否定していた。　なお、クラブ側は同監督の去就について、公式な発表を行なっていない。