金曜日

스포츠 뉴스 메이저 리그

【ヤンキース0-3インディアンス】ヤンキースの松井秀喜外野手(33)がメジャー初の打率トップに躍り出た。7日(日本時間8日)本拠地インディアンス戦に「5番・DH」で出場し、4打数1安打。直接対決でイ軍マルティネスを抜き、・339とア・リーグ打率部門1位に浮上した。連続試合安打も自己最長タイの16試合に到達。この活躍で、松井が熱望するヤンキースタジアムでの球宴出場も現実味を帯びてきた。

 ゴジラが未知の領域へ到達した。開幕直後を除き、シーズン途中のリーグ打率部門で初の1位。「価値は分からない。きょうが最終戦なら良かった、というくらい」。チームの零敗に表情こそさえなかったが、その好調ぶりを数字が裏付けた。

 イ軍先発のリーは両リーグ唯一の防御率0点台をキープ。2回の第1打席は直球で厳しいコースを突かれ簡単に2ストライクまで追い込まれた。だが3球目の内角カーブに反応するとフラリと上がった打球は遊撃手と左翼手の間にポトリ。「バッティングとしては良くないけど、いいところに落ちてくれた」。運も味方につける安打で、05~06年の自身最長16試合連続安打に並んだ。

 6回2死二、三塁の反撃機では、この日一番の声援を受けながら空振り三振。4打数1安打で打率をわずかに下げたものの、前日まで打率1位のマルティネスが3打数無安打で脱落して逆転。並んでいた連続試合安打も15でストップし、松井が現時点でのリーグ最長となった。

 目覚ましい活躍は大きな目標の実現性も引き寄せた。今年が最終年の現ヤンキースタジアムで7月15日に開催される球宴出場だ。松井がノミネートされているDH部門に関し、全アの指揮を執るレッドソックスのフランコナ監督は「今年はア・リーグの球場だしDHは2人選ぶつもり」と語った。

 全米での知名度や人気ではレ軍オルティスらが上。だが4月29日から7月2日までインターネットなどで実施しているファン投票で及ばずとも、松井がこの成績を維持すれば監督推薦の最有力候補となるのは間違いない。過去20年間のオールスターでDH複数選出は6回あるが、外野ならどこでも守れる点も有利に働く。松井自身も「正直出たい。一生の思い出になる」と4年ぶりの出場へ思いは強い。

 苦手の花粉症の季節とオサラバし、得意の夏も到来間近。巨人では01年に首位打者に輝いた松井が、イチローばりの“安打製造機”ぶりをキープして夢舞台を実力で奪い取る。

 ≪井川に期待「最低2試合は投げて」≫9日タイガース戦の今季初先発が決まった井川について、ヤンキースのジラルディ監督は「次回の保証はないが、井川には最低2試合は投げてほしい」と期待を示した。不振でマイナーに降格したケネディは6日の3A初戦で好投。井川より一足先に3Aから昇格した右腕ラズナーと3人で今後2枠を争う構図だけに、井川にとってはいきなり厳しいサバイバルが待ち受けている。

0 件のコメント: