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阪神は2日、育成選手のアーロム・バルディリス内野手(25)と支配下選手契約を締結したことを発表した。同内野手は2軍で17試合に出場、打率・327、5本塁打、11打点と長打力が期待できる右打者だ。この日から1軍に合流。3日に出場選手登録し、即スタメン起用の可能性もある。年俸は推定10万ドル(約1050万円)、背番号は52。阪神で育成選手が支配下登録されるのは初めてとなる。  ◇  ◇ お笑い芸人「エド・はるみ」ばりに突き出した親指の向こうに満面の笑み。バルディリスが、ジャパニーズドリーム実現への入り口に立った。 朗報は1日、雁の巣での2軍戦終了後に舞い込んできた。打撃不振のフォードに代わる1軍戦力として、この日、支配下選手登録された。緊急昇格は、かげりが見える1軍打撃陣に首脳陣がテコ入れを行ったものだ。 ニヤリとしながら岡田監督は言った。「まだ使うかどうか分からへんよ。まあ、使う、使わんはともかく、ファームでも結果残してきとるわけやからな。(貴重な)右やしな」。あえて起用法は明言しなかった。なぜならこの未知の大砲が、打倒落合竜の秘密兵器だからだ。2軍ながらリーグトップの5本塁打を記録した打撃は、早くから高く評価している。20日の2軍中日戦で2発を放ったときにも「そら打つやろ。打つと思うから獲ってるんやから」と驚きもしなかった。 開幕から好調のチームにあって、唯一、5番打者には悩まされてきた。今岡の調子が上がらず、新外国人フォードも期待外れのまま。右投手用に起用する葛城が結果を出し始めてはいるが、対左投手の5番は不在。その座に抜てきされる可能性は高い。バルディリスは「100%全力でプレーすること。それだけだ」と話した。 育成選手として契約したのが2月の高知・安芸キャンプ。そこからわずか3カ月足らずでつかんだ1軍切符だ。家族を母国に残して、若手選手とともに虎風荘で寝泊まりした。昼は日本人選手と同じメニューをこなし、泥だらけになって白球を追った。夜になれば“メジャー”を夢見て1軍の試合に目をこらした。当初の年俸は500万円だったが、支配下登録で一気に倍増。南球団社長から「活躍次第ではビッグチャンスはある」と言われ、目を輝かせた。 粗削りながら、三塁守備でも強肩と柔らかいグラブさばきが持ち味だ。三塁打2本と積極的な走塁も武器。何より日本人選手にはないハングリー精神が最大の魅力だ。 「内外野どこでもやる。できることは何でもやってがんばりたい。とにかく全力でプレーする」

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